2020年の人吉球磨豪雨災害の際、私は発災前日に現地の危険を察知しながらも、それを周囲に伝える準備が整っておらず、連絡を躊躇してしまいました。のちに多くの犠牲が出たことを知り、今も激しい悔恨の念が私の胸を離れません。
また、2024年の能登半島地震では、個人の生活や仕事という現実の壁の前に、何もできずに引き返さざるを得ない自分自身の無力さに、ただ涙しました。
「伝える準備がなければ、命は救えない」
「個人の生活費や時間を削るだけの活動では、守りたいものも守りきれない」
この二つの大きな痛みと教訓が、私を突き動かしました。
有事の際に迅速に情報を共有し、個人に依存せず、経済的にも自立して持続可能に機能する『強固な組織』を作らなければならない。その一心で立ち上げたのが、一般社団法人 Team JIBUN GO TO です。
■ 命がけの恩返し
幼少期、母は私に「人生の後半は、前半で受けた恩を返すことに費やしなさい」と言いました。
この法人の立ち上げは、私がこれまでの人生で出逢ったすべての人々、そして過酷な災害現場で教えていただいたすべての教訓に対する、私の「命がけの恩返し」です。
誰もが安心して、明日を信じて暮らせるまちを、皆様と共に作っていきたいと願っています。私たちの挑戦に、どうかお力を貸してください。
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